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2019/01/23

Before the dawn

「ミナさん、ここ数カ月、とても妙なというかリアルというか、これまでにない夢を週に数回見るんだけど、何か暗示しているのだろうか?」

すでに小中学校は夏休みになり、
春利の塾も夏期講習に入っていたが、そのことについてはミナに初めて話した。

「あら、私もほかのことに気が行っていて・・。それで、どんな夢?」

「地下道を移動しているというか、逃げ回っているというか・・」

「地上でなくて地下ね。地上には出られない何かがあるのかしら?」

「地上に出ると、これまで見たこともない黒い物体が複数現れて襲ってくるというか追いかけてくる」

「その黒い物体は、沢さんに何か危害を加えた?」

「いえ。でも、こちらを目がけて追いかけてくる。それで、地下道へ逃げ込むんだけど、その地下道には人が誰もいない。それに、けっこう入り組んでいて、行き止まりではなくて、突然出口も現れるし、どこまでもつづいている」

「今までに行ったことがあるような所?」

「いえ。初めての地下道だけど」

「地球外のっていう感じは?」

「未知なところだけれど、地球のように感じる。ミナさんは、そんな夢をみたことがない?」

「夢というより、地球の地下というか、ふっとある映像が見えることがあるわ」

「このところ、神社めぐりはしていない?」

「そうね。ある小説を書いていて、ふと浮かんでくるのね。地下のことが」

「それって、どんな風景?」

「たぶん、縄文時代にはあったのではと思われるかと」

「そこには人間のような生命体はいるの?」

「ええ。人間の姿に似ているけれど、ずっと高度な生命体が。そこには人間もいて彼らに仕えている」

「地下のだいぶ深いところ?」

「10キロから20キロ」

「彼らは地上には上がってくるの?」

「ええ。あの乗り物で」

To Be Continued

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