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2019/01/01

Before the dawn

春利は地下道というかトンネルというか、急ぎ足で移動しながら不安にさらされていた。

景色が見えない地下に居つづけることは気持ちが晴れない以上に抑圧された気持ちになるが、地上に出るともっと恐ろしいことが待っている。

それは地上を歩いていたときに最初に抱いた感情だった。

上空に怪しさを感じた。

見上げると遠くの空に見たこともない黒い物体がいくつも浮かんでいた。

いやな予感がして目をそらせた。

が、次に見上げるとそれらの黒い物体がどんどん大きくなって飛んでくる。

直ぐ側の地下道へと駆け込む。

地下に居ても、彼らには見えているに違いない、
と思いながらも彼らが遠くへ行ってくれることを願っている。

トンネルというより黴の臭いがする地下道。

行き止まりのようで抜け道が見つかる入り組んだ地下道。

早足で移動しながら、

それにしても、なぜ誰とも出会わないのだろう。

地上に出たい思いが募るが、あの得体のしれない飛行隊が瞬時に接近してくる。
そう思いながらも、そこはいつの間にか地上への出口だった。

地上に出たくはないが、戻る気にもならない。人影はないが、誰かに追われているような予感もする。

大丈夫あれは来ていない、と思ったが、
次の瞬間、二つ三つとあの黒い物体が現れ向かってくる。
人間の文明外の黒い物体。

To Be Continued

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