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2018/03/28

希望

「じゃあ、捜索願とかもしないで・・」

「そう。先ほど言ったリモートビューイングが出来る早乙女さんのいうことを信じて」

「でも、その塾の方は? 通っている生徒がいるでしょう」

「それで困ったんだけど、春利からも
『僕が突然いなくなったときはあれが関係していると思って』と言われていたことを思い出して」

「でも、塾の生徒や父兄の方たちは、なぜ何も言わないで急に塾長がいなくなったか・・」

「『後輩にも頼んであるけど、そのときは、父さんにも助けてもらいたい』
って息子から言われたことを思い出し、急に以前勤めていた会社の上海支店で、
頼まれたことがあってしばらく留守にするけど、
授業の方は、後輩の代りの先生たちがやってくれるので、戻るまで待ってほしいと・・」

「前置きもなく、突然いなくなって、そんなんで、みな納得してくれたの?」

「分からないけど、こちらとしては、それ以上のことは言えないから」

「そうね。じゃあ、桑田さんも・・」

「月謝の管理とか、先生のアルバイト料の計算とか」

「そうなんだ。わたしは、分からないけど、その早乙女さんには見えているのね」

「だと思う。彼女も大学で数年前まで英語を教えていた人だから、
人がいないんだったら教えてもいいと言ってくれて」

「それは頼りになるわね。じゃあ、今は・・」

「別名で、小説を書き始めたと。東京に生家があるけど、京都に自分の住まいがあるようだけど」

「その方は、特別な能力があるみたいね」

「最近は神社めぐりをしていると言ってたけど」

「神社めぐり・・」

To Be Continued

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