2017/05/04

縄文人のDNA ー古史古伝ー

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「話しておきたかったことは、カナさんのこと」

春利が日曜の補講を終えた時間を見計らい、ミナからスマホに連絡が入った。
2時間以上前にメールで、ラインでの通話を望んできたので、春利は都合の良い時間を指定した。

「で、ミナさんは今どこから?」

「さくらださんじんじゃ、という所から帰るところよ」

「神社?」

「ええ。宮城県栗原市栗駒桜田、というところ」

「初めて聞いたけど、もしかして神社巡りを始めたの?」

「ええ。武烈天皇について調べたいと思って」

「それについてはまたの機会に。で、カナさんのこと、というのは?」

「ええ。カナさん、今どこにいると思う?」

「フィンランドに留学中のカナさんが、またどこかへ行ったの?」

「10月中旬の秋休みを利用して、地球外の惑星へ行っているのよ」

「えっ? 一人で・・」

「父上の渋江真佐雄博士とよ」

「ということは、金星か火星」

「火星よ」

「科学者の父上と一緒に、火星のどこへ?」

「火星にある人が住む地下都市」

「地下都市。具体的なことはまったく分からないけれど、どういう方法で?」

「渋江博士が利用しているスペースクラフトで」

「ミナさんには、そのマシンが見えているんだ」

「ええ」

To Be Continued

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