2015/07/19

別な空間

「誰か、あなたにそうしてもらいたい人がいたかもしれません」

「僕に金星へ行ってみてもらいたい人がいた」春利は、金色に輝く髪の女性から発せられた意思に自問自答した。

「もしかしたら」春利の隣りの女性だった。

「もしかしたら・・」春利は同じ問いを反芻した。

「私は早乙女先生ではないかと・・」

「早乙女さんが僕が金星へ行くことを望んだって」

「その、さおとめさんなら、わたしも何度か」

「えっ、早乙女さんがここへ来たんですか?」

「あなた方のように、Seeleです」

「Seele・・」

「ここでは、そう呼んでいますが、地球の方には、魂とか霊と言った方が分かりやすいかもしれませんね。心の中でそう願った時にそれが実現します。早乙女さんがあなたに、ここへ来るように願い、その願いがかなえられたのですね」

「地球人は、わたしたちの子孫ですから」

「我われの先祖?」

「くわしくは、ノルディックの・・」

「聞いたことはありましたが」春利の隣りの女性の意思に春利もうなずいた。

「それが今では地球全体にも広がっていますから」

「でも、日本にはとても少ない」

「あなた方の日本には、この星から私たちの先祖が行った時には、すでに別の種族が住んでいたと聞いています」

To Be Continued

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