2014/03/02

父からのメール

春利は中野の叔母の家に3晩泊まり、朝9時頃家を出た。ディズニーランドへ行ってみようかと思ったが、一人ではさみしいと思いやめた。

東京駅でお弁当を買い、東海道線に乗った。一年前まで勤めていた名古屋支店はその日平日の通常勤務なので、静岡まで景色を見ながらゆっくり行こうと思った。時刻表だと3時間余りかかった。夕方の退社時間前に着けば良い。車内で弁当を食べた。ほどよい暖房でうとうとして気が付くと、まもなく静岡だとアナウンスがあった。

いったん北口駅前広場へ出た。空気はさほど冷たくなかったし、上海より空気が良いと思ったが放射能のことが頭をかすめた。新幹線の時間に合わせて周辺を歩いて回った。

名古屋で新幹線を下り、後輩の佐野にメールを送ってみた。10分もしないうちにこれから社に向かうと電話が入った。課長にも挨拶してと思い桑田も会社へ向かった。佐野と一緒に営業で回った日のことを思い出した。

名古屋のホテルで一泊し、春利は中部国際空港からプードン空港経由で上海の公寓へ戻った。土日を入れるとまだ3日休みがつづくので、気持ちにゆとりがあった。部屋で腕時計を合わせた。中国時間で午後2時前だった。

ソファに腰を下ろすと、名古屋支店の課長や後輩たちと食事したことを思い出した。パソコンの電源を入れた。立ち上がるのにけっこう時間がかかる。

やはりメールをチェックしてみる。

と、迷惑メールの間に漢字4文字の姓名があるのに気付いた。

「桑田荘太」・・

To Be Continued

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