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2020/06/28

地球人

「アンシン シナサイ」

「春利たちのこと?」

「ソウダ」

「あなたは?」

「アナタガヨクシッテイルソンザイ」

「もしや・・」

「ソウ。ソノモシヤダ」

「春利たちはどこに?」

「アナタガタノ、タイヨウケイノソトヲコウコウチュウ」

「いつ地球に帰る?」

「モウシバラクカナ」

「じゃあ、安心して待っていれば良いんですね」

「ソウダ」

「それで、春利たちを連れて行ったのは誰ですか?」

「イウコトワデキナイガ、アナタガシッテイルソンザイダ」

「私が知っている存在?」

「ソウダ。ソレイジョウワイマワコタエラレナイ」

「何かわけがあるんですね」

「ソウダ。ニンゲンワ、シラナイホウガヘイワカモシレナイ」

「知らない方が平和?」

「シカシ、ニホンジンノナカニモ、ワタシトソノソンザイトノカンケイヲシッテイルモノモイル」

「知っている日本人が・・」

返事はなかった。

荘太は改めて上空を見上げた。
少し明るくなった空に、薄墨色の雲がゆっくりと移動しているだけだった。

To Be Continued

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