2017/11/13

地下都市

「遅くなったけど、最後にもう一つ良い?」

「ああ、この際」

「最初、人間とほかの生き物をこの地上に造ったのは、
同じ神と呼ばれたETか、それとも自然発生、つまり進化論か?」

「もう少し具体的に言ってくれ」

「仮に、40万年か45万年前にアフリカに金の採掘にやって来た神と呼ばれたETが、
その後、当時いた人の祖先と彼らの遺伝子を使って新たな人間を造ったとしても、
そのときには、すでにお猿さんのような人間の祖先がいたわけだよね」

「その遺伝子操作される前の人間の祖先を造ったのは誰か、ということかい?」

「そう」

「すべて進化論で考えるか、すべて神によると考えるか、だということにあると思うが、
どちらかと言ったら、神が造ったという方だね。これまで神と呼ばれてきたETを造ったのは、
全宇宙を造った神だと思うから」

「父さんの考えが分かった」

「春利はどう思っている?」

「はっきり言って分からない。でも、ETも信仰を持っているかもしれないと思う。自分らを造ったのは
神だという」

「なるほどね。この宇宙が自然発生的に出来たのか、何者かが意図的に造ったのか」

「父さん、遅くまでごめん。僕には分からないことだらけで」

「私だってそうさ。だから、神様にゆだねたいんだ」

To Be Continued

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2017/11/09

地下都市

「どう言ったらいいかな。どうこたえても違ってしまう」

「というと、イエスかノーではこたえられない」

「そう。信じているとも、いないとも。しかし、そうかもしれない、とも思う」

「父さんでもそうなんだね」

「進化論は、それなりにそういう面がある、と思えるが、だからと言って」

「猿から人が進化したとは思えない」

「そう。猿は、何億年たっても猿ではないかと。人間に似てはいるけど」

「僕もそう思う。人間に近いチンパンジー、オランウータン、ゴリラにしても」

「確かにね。どれをとっても違う。やはり、途中で手が加えられたと思うね」

「やっぱり、父さんんもそうか」

「そのことを、創世記では、あのように表現しているのだと」

「エンキが彼らの種の遺伝子と当時の人間の祖先の種との間で遺伝子操作した」

「地球にやって来た彼らの種が、それに近いことをしたのではないかと私も思っている」

「じゃあほぼ同じかな。アフリカに金の採掘に来た彼らが・・」

「うん。あの説の方がほんとうじゃないかと、今では思っている」

「創世記には、その辺のことはふれてないけど、あのフレーズって重いよね」

「そうだな。そらおそろしいような、行間に隠されているような」

To Be Continued

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2017/10/31

地下都市

「どうした遅くに?」
帰宅した春利は、父荘太に電話した。

「神学部を出ている父さんに訊きたいことがあって」

「その後何かあったの?」

「そう。地下都市と思われる所へ連れて行かれて」

「そうだったのか。彼らのマシンで?」

「そう。八ヶ岳に行って」

「何? 八ヶ岳で。マシンはどこからやってきた?」

「上空から。その現れたマシンで彼らの地下都市へ」

「彼らの。どんな種だった?」

「それが、たのまれたと言ってたけど、自分でロボットだと言ってた」

「自分でロボットだと。あの、マリアにたのまれたのか・・」

「だと思うけど。僕に地底人や地下都市があることを知らせたかったと」

「それで、そのマシンで、地下都市へ。で、その地底人に遭ったの?」

「遭わなかった。地上の人間の建造物とは違っていたけど、外を歩いている生き物はいなかった。
見えないようにしていたのかもしれないけど」

「う~ん。それで、訊きたいことというのは?」

「創世記の1章26、27節にある、神は彼らに似せて人を造った、とあるけど、父さんはどう思ってるかと」

「信じているかということか?」

To Be Continued

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2017/10/28

地下都市

「人間も、アンドロイドとか人間を模した機械や人工生命体を開発してるけど、彼らのはまったく違っている」

「どういうこと?」

「SFでいう、サイボーグとかの方が彼らの世界に近いのかな」

「自分でロボットと言ったひとは、口で日本語を話したの?」

「面と向かって会話したわけではないから分からないけど」

「姿かたちは人間の子供みたいで、ロボットと名乗ったけれど、人間より高度なものを感じたのね」

「そう。はるかに。テレパシーで、僕の脳に意思を伝えていたのかもしれない」

「決定的な違いは何?」

「秘密裏にはどうか分からないけど、少なくても表の世界では禁じられている世界」

「というと?」

「人の細胞、遺伝子を操作して誕生させたヒューマノイドだと思う」

「ヒューマノイド?」

「人間に似た生き物」

「でも、人間は彼らによって造られたって聞くけど」

「うん。説はいくつかあると思うけど、20万年位前、彼らの遺伝子と人の祖先との間で遺伝子操作により」

「彼らって、ET?」

「さあ。話が込み入って来たからこの続きは会って話した方が」

「ごめんなさい。長いこと」

To Be Continued


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